保護活動について
~保健所に収容されてしまった犬達の行く末~
残念ながら山口県周南市はたったの1週間という(延長のない)短い期間に里親様が決まらなければ殺処分は逃れられません。
山口県の中でも周南市は捕獲頭数が全国的にもワースト1で、年間約1,500頭の犬達が捕獲されており、その内一般譲渡される頭数は40頭ぐらいしかいないのが現状です。
後は全てボランティアがレスキューしているのが現状です。成犬にはシェルターがありますが、そのシェルター自体もパンク寸前です💦
私がレスキューしているのは子犬(小とつけられた子犬達)ですが、子犬と成犬の違いは中と小にしか分けられていなくて、小とついている生後4ヶ月から5ヶ月ぐらいの子はどこのボランティアも引き出しません。つまり山口県にはこの子達の行く末のシェルターもなければ引き出すボランティアもいないのです。
私が引き出さなければ殺処分は逃れられないのが現状です。
そしてこの子達はレスキューしても、小さい(2ヶ月から3ヶ月の)子犬達に比べ里親様も見つかりにくいのが現状です。
私は今一人で活動しています。
朝の8時半に保健所が開くのでそれに合わせて保健所にて向かいレスキューし、家に着いてお風呂場で洗ってやり、食事を与え、体調の悪い子、皮膚病の子は直ぐに病院へ連れて行きます。
これが本当に大変で、泣きたい時も多々あります。でも命の重みに比べたら泣いてなんかいられないのが現状です。
山口県が廃校とか廃施設を買取って、シェルターを作って頂き、民と官で協力し合い、お散歩が出来る様な状態で譲渡して行くような税金の使い方をして頂きたい。それが目標です。(岡山県・熊本県はそんな保健所です)
保護活動のネットワーク
~愛知県にあるmikiJapan 様との繋がり~
私が代表の北村杏樹様と出逢ったきっかけは4月末に親子が収容されてどこも受入先が無い状態の犬達がいました。
それを救って頂いたのがミキさんで保健所よりレスキューし、新幹線口迄運ぶお手伝いをさせて貰ったのが縁の始まりです。
今は連携させて頂いておりますので、こちらで里親様に恵まれなかった子犬達はミキJapan様の元に行き里親様に繋げて頂いています。